- 2003年企画展予定 -
10:30AM-7:00PM
(火曜休廊)

【3 月】
 ■3.15−3.30
  久保 繁・展
   画廊翠巒他、
   桐生・フランス菓子
   MIYAKE、
   高崎・アーテリア ニシダ
   同時開催

【3 月】
 ■4.12−4.20
  山田純嗣・展

<孔版画の風景「いま」−2003年企画PART2>

平井素子・展
− 光 の 庭 −

2003年2月15日[土]―23日[日]
10:30AM-7:00PM(火曜休廊)
   

版画家・平井素子の画廊翠巒での初個展。
武蔵野美術大学在学中より作家活動を開始以来、数々の賞を受賞。
その特異な感性と大好きな文学作品からインスパイアされたイメージで制作する
という「孔版画」(スクリーンプリント)は、
版画という複数制作出来る技法を使いながら、
たった1点しか制作しないというアイデンティティを身上とする。
彼女にとって、スクリーンプリントとは、
画家が筆に絵の具をつけて支持体にものを描くことと同じであり、
複数制作する手段としてスクリーンプリントで制作するわけではないと言う。
画廊翠巒では、これまで2回開催した「現代版画の表現展」でも
出品作家の一人として紹介。
本展では、「光の庭」とういうテーマで開催。
庭の草花や日光や夜空を思わせ、「色」という物質的素材を意識させる顔料を
何度も重ねながら現れる、「光」と「闇」が織り成す作品は、
ストイックでありながらどこか本質的なやさしさを感じる作品であり、
鑑賞者の視覚をとおして眠っていた感性を呼び覚ましてくれる。
新作を中心に約20点を展示。
 
窓の外の植物群(10)

ずっと離れたかった場所(A)
窓の外の植物群(10)  
535×535mm  スクリーンプリント

ずっと離れたかった場所(A)
735×735mm スクリーンプリント
感情の輪郭線
感情の輪郭線  95×223mm   スクリーンプリント
窓外の植物(12)
黒への過程(3)
    窓外の植物(12)
835×625mm スクリーンプリント

黒への過程(3)
775×590mm  スクリーンプリント
   
窓の外の植物群(6)
    窓の外の植物群(6)
238×310mm  スクリーンプリント
 

平井素子 - HIRAI Motoko -
1965 東京生まれ
1988 全国大学版画展優秀賞受賞 同‘90(町田市国際版画美術館)
1990 神奈川国際版画アンデパンダン展(神奈川県民ホール)
1991 武蔵野美術大学大学院美術科版画コース修了
日本版画協会展・日本版画協会賞受賞(東京都美術館)
モダンアート展・新人賞受賞(東京都美術館)
モダンアート・明日への展望展・賞候補(横浜市民ギャラリー)
第25回現代美術選抜展(文化庁)
第5回中華民国国際版画ビエンナーレ(台北市立美術館)
武蔵野美術大学教務補助員(〜‘92)
1992 六女人六色版画展「資生堂企業文化部企画」(ザ ギンザ アートスペース)
都版画大賞展(大阪)
新しき版画のこころみ展(アートホール柏原他)
CWAJ現代版画海外巡回展(ニュージーランド・オーストラリア他)
モダンアート・明日への展望展・俊英作家賞受賞(埼玉県立近代美術館)
日仏現代美術展・NTV奨励賞受賞(パリ・グランパレ、東京都美術館)
神奈川国際版画アンデパンダン展
1993 エンバ美術コンクール展(エンバ中国近代美術館・芦屋)
和歌山版画ビエンナーレ(和歌山県立近代美術館)
Teajhon Expo‘93 International Graphic Art Exhibition(韓国)
TOKYOまちだ国際版画展・買上賞受賞(町田市国際版画美術館)
世界の版画インカナガワ‘93-アジアからのメッセージ(神奈川県民ホール)
1995 MUSE春の美術展―現代美術の旗手たちー(所沢市民文化センター)
1999 ぶどうの国の版画ビエンナーレ(山梨県立美術館)
Lines of Sight/武蔵野美術大学・アルバータ大学版画交換展
2000 大きい版画と小さな版画(練馬区立美術館)
第1回現代版画の表現展(画廊翠巒・アネックススイラン)
2001 NICAF国際現代アートフェスティバル(東京国際フォーラム)
CWAJ現代版画展(アメリカンクラブ・東京)
2002 第2回現代版画の表現展(画廊翠巒・アネックススイラン)
個 展
ギャラリー219・クレイギャラリー・画廊翠巒
現 在 無所属・東京在住
パブリックコレクション
町田市国際版画美術館(東京)・神奈川県文化センター・
ニューサウルスウェールズ州立美術館(オーストリア)
   

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