<木造乾漆彩色彫刻の世界・2003年企画PART12>

上原三千代・展

- 下仁田 -

2003年11月22日[土]―12月7日[日]
10:30AM―7:00PM(火曜休廊)

 

私は父のことを「おじい」と呼んでいる。実際、孫のいる父は気がつかないうちに「お父さん」から「おじいちゃん」に呼び名が替わっていた。だから私は「おじい」と呼んでいる。

おじいは音をたててご飯を食べるし、口も鳴らす。ステテコ姿でごろごろしているわ、食卓には入れ歯が置きっぱなしになっている。人の話などまるで聞いていない。

うちではそんな父も外に出れば世間体を気にし、どんなに機嫌が悪くても愛想よく人と話をする。かくいう私もそんな父の性格を受け継いだ八方美人な娘である。

今回ふと、そんな父「おじい」を作ってみようと思った。かっこつけずに、くさく、だらしない匂いの作品になればと思う。

 

下仁田ーおじい 2003
79X59X64cm 檜、漆、彩色
下仁田ーおばあ 2003
83X50X56cm 檜、漆、彩色
下仁田小 2003
66X28X14cm
檜、漆、白土、彩色
おじいの抜け殻 2003
14X44X38cm 檜、漆、彩色

上原三千代
1966 群馬県に生まれる
1989 東京造形大学彫刻科卒業
1990 東京造形大学彫刻科研究生修了
1994 東京芸術大学大学院保存修復技術専攻修了
[個展]
1995 「上原三千代展」ガレリアグラフィカ bis (東京)
1998 「大根の気持ち−上原三千代展−」靖雅堂 夏目美術店(東京)
保科美術館 (群馬県伊香保町)
1999 「上原三千代展−PORTRAITS」ガレリアグラフィカ (東京)
GALLERY MOCA (名古屋)
2000 「上原三千代展−diary−」中京大学アートギャラリー C・スクエア
(名古屋)
ガレリアグラフィカ (東京)
GALLERY MOCA (名古屋)
「上原三千代展−SELF−」画廊翠巒 (前橋市)
2001 「上原三千代展−会いにゆく」ギャラリーイヴ (東京)
「リアルなココロ−ぬかづけなココロ」高崎市美術館 (高崎市)
2002 「REVUE展−上原三千代−」画廊翠巒 (前橋市)
[グループ展]
1995 「群馬青年ビエンナーレ」 群馬県立近代美術館 (高崎市)
1996 「上原三千代・篠崎悠美子二人展」 ガレリアグラフィカ bis (東京)
「山月展」 画廊山月 (前橋市)
1997 「'97 ANNUAL SHOW」 ガレリアグラフィカ bis (東京)
1999 「アートランドオン150×150展」GALLERY EARTH VISION (横浜市)
「翠巒会展」 画廊翠巒 (前橋市)
「第3回 世界陶彫シンポジウム」 セラテクノ土岐 (土岐市)
「NICAF TOKYO '99」東京国際フォーラム(東京)
2000 「現代の陶彫」 ぎゃらりーせいほう (東京)
「アートランドオン150×150展」GALLERY EARTH VISION (横浜市)
「AN AUTUMN EXHIBITION OF ART WEB SITE」 ギャラリー青羅 (東京)
2001 「NICAF TOKYO '01」 東京国際フォーラム (東京)
2002 「東大寺のすべて」 奈良国立博物館 (奈良市)
2003 MOTアニュアル2003 (東京都現代美術館)
[パブリックコレクション]
  中京大学/和歌山県立医科大学/東大寺/日光山 輪王寺

上原三千代および、本展作品リストの詳細はお問い合わせ下さい。 art@suiran.com


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