- 2006年企画展予定 -
10:30AM-7:00PM
(火曜休廊)

<鉄による表現・2006年画廊企画PART7>

渋谷藤郎・展

− Solid works −

2006年9月16日[土]→ 10月1日[日]
(火曜休廊)AM10:30−PM7:00

ご挨拶

現在、自由美術協会などで活躍する渋谷藤郎氏の群馬で初の個展を開催いたします。
渋谷藤郎は99年に自由美術協会展で自由美術賞を受賞後、第7回Kajima彫刻コンクールで奨励賞、平成16年米沢市芸術文化協会奨励賞を受賞するなど、彫刻家としてその活躍ぶりが期待される若手を代表する彫刻家です。

その作品は「鉄」を基本素材として制作されています。鉄の硬質でありながら、時より見せるやわらかい表情、腐食によって表れるさび色、焼き付けることで現れる青黒くマットな色相、それら鉄が持つさまざまな表情を現代社会が抱える多様性や緊張と不均衡を独自の技術と表現力で魅せてくれます。

本展のテーマは「Solid works」 Solid とは中身が詰まっているという意味。
渋谷氏の言葉:『今までの仕事は、空間性とかボリュームをできるだけ覆い隠して表現していたんですが、今回は覆わずに、敢えて中を見渡すことで、見えないけれど内在する形を・・・モノや物質と同じようにSolid として捉える試みなんです』 と。
作家来廊日はお問い合わせ下さい。

渋谷藤郎 SHIBUYA Fujio
1966年山形県米沢市に生まれる
1990年武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒業
1995年渋谷藤郎展「再生モシクハ破壊シリーズ」(東北芸術工科大学・山形)
1998年自由美術協会立体部会員
1999年自由美術展・自由美術賞受賞
2001年第34回現代美術選抜展/文化庁主催(久慈市文化会館)
2002年第7回KAJIMA彫刻コンクールKAJIMA奨励賞受賞
2003年Site-彫刻家たち-Vol.3(ギャラリーアートもりもと・東京)〜‘05まで
2004年現代彫刻の表現・展(画廊翠巒)〜‘05まで
2005年平成16年度米沢市芸術文化協会奨励賞受賞
YEAR END EXHIBITION of MINI SCULPUTURE(ギャラリーせいほう・東京)
個展ときわ画廊・東京/ギャラリーオカベ・東京/ギャラリーパセオ・米沢他