- 2008年企画展 -
10:30AM-7:00PM
(火曜休廊)

<1954-2001もう一つの顔・2008年画廊企画PART3>

北岡文雄・回顧展

2008年3月22日[土]―30[日]
AM10:30―PM7:00(25日及び29日休廊)

昨年4月22日、日本版画界の重鎮である北岡文雄先生が肺炎のため89才の生涯を閉じられた、北岡文雄先生の回顧展を開催致します。

北岡氏は1941年(昭和16年)、東京美術学校(現・東京芸大)油画科を卒業し、平塚運一に木版画を学びました。55年にフランスに単身留学し木口木版画を学んだ後日本版画界に木口木版画を広めました。その後東京を拠点に活動、日本と中国の木版の技法を融合する作風で知られる一方、国内で多色刷り板目木版によって日本版画協会、春陽会、日本美術家連盟理事長を務めるなど、日本の美術界における木版画の地位確立に貢献されました。

2年前の5月に北岡文雄先生も来廊され開催され先生の生涯最後の個展となった展覧会でご高覧頂いた、一般的に広く知られる先生の多色刷りによる具象風景画ではなく、フランス留学時代に制作されたモノクロによる木口木版や木口木版の技法を応用し制作された板目木版によるモノクロ+単色による、1954年から2001年までに制作されたもう一つの北岡文雄の世界を垣間見ることが出来る貴重な作品約20点をご高覧頂きます。

   
北岡文雄 KITAOKA Fumio
1918年東京生まれ
1941年東京美術学校油絵科卒業
1955年フランス留学、パリ国立高等美術学校にて木口木版画を学ぶ
1964年フルブライト交換教授として、ミネアポリス スクール オブ アートにて木版画を指導
1971年「北岡文雄展」モスクワ東方民族博物館(ソビエト画家同盟、ソ日教会による)
1972年「画業30周年記念展」(札幌・北海道銀行後援)
1987年個展(台北市国家画廊・台湾)
1980年個展及び講習(北京中央美術学院)中国政府による招聘
1987年個展及び講演(北京中央・四川・杭州浙江美術学院)中国政府による招聘
1988年「収蔵作家シリーズー1」(町田市立国際版画美術館
1989年「美の世界」放映(日本テレビ)
1990年社団法人 日本美術家連盟理事長就任
1993年北岡文雄展(日本大使館主催:オーストラリア・キャンベラ・シドニー)(北海道立近代美術館)
1995年白神山地(春・秋)、屋久島風景制作(ユネスコ世界遺産:NHKサービスセンター企画、梅原美術)
1996年白神山地(夏・冬)、五箇所、白川郷(冬・春)制作(ユネスコ世界遺産シリーズ)
個展(ヨルダン王国ナショナルギャラリー)
1997年個展(カナダ ケベック州ハル市美術館)日本大使館主催
個展(ティコティン美術館・イスラエル)日本大使館協賛
1999年NHK衛星放送ビデオテープ「心で刻む光と風」制作
2001年個展(駐ベルギー日本大使館主催、EU日本大使館後援、)(ブルッセル日本文化会報センター)
2002年個展・デモンストレーション(タイバンコク・シルパコン大学)
2003年画集「版と造形の探求」出版(美術出版社)
2006年生涯最後の個展「北岡文雄芸術の全貌展」開催(画廊翠巒)
2007年4月22日肺炎のため、東京にて歿
 
 元日本美術家連盟理事長、元日本版画協会名誉会員、元春陽会会員
パブリックコレクション
 東京国立近代美術館・北海道立近代美術館・横浜美術館・町田市立国際版画美術館・ビリティシュ美術 ボストン美術館・アーサーサックラーギャラリー・イスラエル日本美術館・ワルソワ国立美術館・ソビエト東方民族博物館 北京中央美術学院・ロックフェラーコレクション他多数