- 2009年企画展 -
10:30AM-7:00PM
(火曜休廊)

色彩が創造する世界

山内滋夫 展

2009年9月12日[土] ― 20[日]
AM10:30 ― PM7:00 (火曜休廊)

きめの細かいキャンバスに繊細な下地を施し、樹脂絵具(アクリル絵の具)の特徴である発色の良さ、色彩の透明度を生かした、計算し尽くされた構図と色彩バランスによって見事な均衡を創り出す画家・山内滋夫氏の個展を開催致します。日本伝統のモチーフ「花鳥風月」を題材とし、日本と西洋の思想が混在しながらも、今日まで洋の東西にあるどんな具象画にも似ていない独自の絵画性を確立していることが、山内作品の魅力であり、画格の高さであると思います。今回の個展に際し、作家本人が以下のようなメッセージを寄せています。
過去に遡るような作品でもなく 未来の作品でもなく 今日の美感が素直に映された作品が出来ればと思っております そしてそのことが自ずと 過去や未来に繋がり 「不易流行」の芸術観と親和することを願っております。

2009年夏 山内滋夫

   
山内滋夫
1947大阪府堺市に生まれる
1966 祖父、里見勝蔵に師事
1972 在フランス、パリ国立美術学校に学ぶ(〜'77)
1978 第6回写実画壇展に出品(以後毎年)
1983 現代作家裸婦デッサン展・亀谷美術館
1986 現代形象展・ストライプハウス美術館('87)
1988 俊洋展・日本橋三越(〜’94)
1994 “時のかたち”第1回展・横浜市民ギャラリー(以後毎年)
1998 八月会展・日動画廊(〜'06)
2003 「形象の時・展」・画廊翠巒
2007 アートフェア東京2007・東京国際フォーラム
個展 横浜高島屋/もりもと画廊(銀座)/たきい画廊(大阪) ギャラリーアートもりもと(京橋)/高島屋(東京・名古屋・大阪)/ギャラリーおおひら(高知)他
現在 写実画壇会員